不動産投資は株やFXよりも有効であるという説があります。目に見えて大きな収益は上げられないものの、長期的に安定した家賃収入を得ることができるからです。なかでもアパートの1棟買いは一般的なサラリーマンや個人事業主でも投資がしやすい方法といわれ、「銀行にお金を預けておくならアパート経営をしたほうがいい」ともいわれています。

 

アパート投資で利益を出すには、どの地域のどんな物件を購入するかという点に注目する必要があります。せっかく物件を購入したのに空室ばかりというのでは利益は望めません。投資用不動産の運営サイトのデータによると、1棟アパートの投資利回りは首都圏（東京・神奈川・埼玉）で約8.0～9.6％という結果が出ています。これは全国平均よりも低い数字となっており、現状では首都圏よりも地方エリアのほうが投資利回りは高いということになります。投資用アパートを1棟買いするなら首都圏ではなく地方が狙い目となるかもしれません。

投資用アパートの価格は地域や築年数などによって多少の違いがあります。東京都内の新築物件であれば3000～12000万円程度ですが、中古物件であれば800円台から3000万円台程度の物件もあります。ただし同じ中古アパートでも1億円～2億円台という物件もありますので、単純に中古だから低価格であると決め付けるわけにはいきません。

 

東京都以外の首都圏エリア（千葉・埼玉・神奈川）でも、新築物件が3000～12000万円台、中古物件で800万円台からと東京都とさほど違いはありません。その他の首都圏エリア（茨城・群馬・栃木）では300万円台の物件もあります。

 

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